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紅葉狩りの起源や由来は?友達や彼氏との会話ネタに!

公開日: : 最終更新日:2017/10/11 女子旅の楽しみ方, 京都旅行

紅葉の季節になると紅葉狩りに出かける人も多いですよね。

 

でも、どんな物事にもはじまりがあるように、紅葉狩りにも起源があるはず。

 

実は紅葉狩り、昔は今の私たちが行うよりも難しいものでした。

 

詳細はこの記事でお話ししますが、このような知識を持っていれば、紅葉狩りも楽しくなりますよね。

 

今回は紅葉狩りの由来・起源をご紹介します。

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紅葉狩りの起源や由来は何?友達や彼氏との会話ネタに!

紅葉狩りの画像

秋と聞き、思い浮かべるものの一つとして、紅葉狩りを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

紅葉狩りは秋の風物詩として親しまれていますが、その起源についてはあまり知られていません。

 

でも、紅葉狩りの起源・由来を知っていることで、友達や彼氏、家族、夫婦で出かける際に会話も弾みますよ。

 

より一層楽しい時間を過ごせるよう、今回はご一緒に紅葉狩りの起源・由来について見て行きましょう。

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<和歌には紅葉を愛でる歌が多い!>

和歌の画像

紅葉狩りは、現代においては毎年恒例の行楽イベントになりました。

 

当たり前のように、秋の楽しみを紅葉狩りに求めている私たちですが、そもそも紅葉狩りはいつから始まったのか、知っているでしょうか。

 

日本人は昔から和歌に季節の移ろいを詠んでいるように、景色や季節の微妙な動きに敏感です。

 

日本最古の歌集である「万葉集」の中には、美しい紅葉を称えた多くの歌があります。

 

この歌集は1200年前に編纂されたものなので、かなり昔から紅葉を楽しむ習慣があったことが分かりますね。

 

さらに、11世紀前半に書かれた紫式部の「源氏物語」の中にも貴族の遊びが描かれています。

 

ただ、平安貴族たちにとって紅葉は花見ほどメジャーなイベントではなかったようです。

 

というのも、当時貴族たちの邸宅の庭に植えられていたのは桜や藤の花であり、紅葉を楽しめる木はあまり植えられていなかったからです。

 

当時、紅葉を見られる場所といったら、山や渓谷などに限られていたのですね。

 

実際に古今集には「奥山の 紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」という猿丸太夫の有名な歌がありますよね。

 

この和歌のとおり、紅葉は山の奥深い場所で見るものだったのです。

 

また、宮中のイベントと密接なかかわりを持っていた節句も、秋にはお月見と重陽だけであり、紅葉を楽しむ機会そのものが限られていたことがわかります。

 

春の場合は多くの宮中行事が行われていたので、自ずと花を愛でる機会が多かったのですね。

 

このことを踏まえると、紅葉を愛でる習慣は平安以前から存在しましたが、紅葉狩りの習慣が確立されたのは、この時代よりも後であることがわかります。

 

それでは、紅葉狩りの習慣がしっかりと根づくようになったのはいつなのでしょうか。

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<紅葉狩りの習慣はいつから根づいた?>

観阿弥の能の演目の画像

出典元:https://syukatsulabo.jp/article/1758

平安時代以前から紅葉狩りを愛でていた日本人。

 

当時は紅葉狩りの習慣までは確立されていなかったとのことですが、実際に紅葉狩りの習慣が根づくようになったのは、室町時代以降であると考えられています。

 

それは、観阿弥・世阿弥が室町時代に大成した能の演目を見てみることでうかがえます。

 

能の一曲には「紅葉狩」という演目があります。

 

この演目は、室町時代に観世小次郎が創作したもの。

 

平安時代に実在していた武将、平維茂(たいらのこれもち)の鬼退治を描いた一曲です。

 

この話の中で、平維茂は″紅葉″という名の鬼女を討伐しに戸隠山に赴きます。

 

″紅葉″は村人に読み書きを教えて暮らしていましたが、その生活に飽き足りなくなり、夜に変装して他の村を荒らすようになりました。

 

そこで、彼は紅葉見物に来ていた美しい女性の一行に出会うことになりますが、彼女たちの正体は戸隠山の鬼女″紅葉″だったのです。

 

結局、彼女は平維茂に討伐されてしまい、話は幕を閉じます。

 

また、豊富秀吉がその権力を握っていたころには、彼が晩年に京都の醍醐寺の山麓で開いたお花見の宴とともに、同じ秋には醍醐にて紅葉狩りを行う予定でした。

 

醍醐寺の山麓で行われたお花見は、豊富秀吉が豊臣秀頼・北政所・淀殿をはじめとした身近な人々をはじめとして、女房や女中およそ1300人を従えた催し。

 

これ以外に、豊富秀吉は北野大茶湯と呼ばれる茶会も開いていますが、お花見はそれと並ぶほどに盛大な催し物として知られています。

 

結局、醍醐寺の山麓での紅葉狩りは行われませんでしたが、このエピソードから室町時代以降から本格的に紅葉狩りのイベントが開催されたことがわかります。

 

ただ、紅葉狩りの習慣がついたとはいえ、一般の人々に広まるようになるのは、もう少し後になってからです。

 

では、庶民も紅葉狩りを楽しむようになったのはいつなのでしょうか。

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<紅葉狩りが庶民に広まったのはいつから?>

都名勝図本の画像

出典元:https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/256715093

実際に紅葉狩りが一般庶民に広がるようになったのは、江戸時代からです。

 

庶民に紅葉狩りが爆発的に流行るようになったきっかけは、伊勢神宮にお参りに行く伊勢講やおかげ参りがブームになったことです。

 

このような旅行の習慣に合わせて、お花見や紅葉狩りが人々の楽しみとなったのですね。

 

紅葉狩りが流行する決定的なきっかけは、名所案内本(今で言う旅行雑誌のようなもの)である「都名勝図本」などの発行でした。

 

これらの紹介本に記載された場所はたちまち多くの人々が訪れるようになります。

 

さらには、「都名勝図会」と同じ発行元が「友禅雛(ひいな)形」と呼ばれる着物のデザイン本を出し、紅葉に合わせたデザインが女性たちの間で人気を集めるようになります。

 

このようなきっかけがあり、江戸時代には庶民が気軽に楽しめるイベントとして紅葉狩りが行なわれるようになったのです。

 

ところで、江戸時代庶民の紅葉狩りは、平安時代の貴族の紅葉狩りとは異なっています。

 

平安時代の紅葉狩りでは、紅葉を遠目に見て楽しんでいましたが、江戸時代においては紅葉の木の下に直接幕を張ってお弁当やお酒を持ち込み、お花見するのと同じように騒いでいたのですね。

 

やはり同じく紅葉を愛でるイベントであっても、庶民文化と貴族文化で随分と異なるのです。

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<なぜ、「紅葉狩り」と呼ぶの?>

紅葉に着物で男性を撮影した画像

出典元:https://marry-xoxo.com/articles/2639

なぜ紅葉の場合には、お花見と同じように「紅葉見」と言わず、「紅葉狩り」と呼ぶのでしょうか。

 

「紅葉狩り」の「狩り」には大きく分けて2つの意味が込められています。

 

一つ目は、皆さんのよく知る「狩り」という意味です。

 

つまり、野山において獣や鳥を追って捕らえることを意味しているのですね。

 

小動物や野鳥をとるという意味の「狩り」が、果物を採るという意味に発展し、最終的に草や花を愛で、鑑賞するという意味につながっていったのです。

 

これが一つ目の「狩り」の意味。

 

もう一つ目に込められている意味は、木の枝についている紅葉を実際に手折って手の平に乗せたり、香りを楽しんだり、髪に飾って楽しむということです。

 

つまり、紅葉をただ眺めるだけではなく、実際に手折っていたために、紅葉狩りと呼ばれるようになったということなのですね。

 

そして、紅葉を愛でることを「紅葉狩り」と称するのは、昔の貴族たちにとっても非常に都合のよいことでした。

 

というのも、貴族が自分の足で山に行くのは下品な行為だとして認識していたからです。

 

そのため、紅葉を見に出かけることを狩りに見立てて鑑賞するという手段を取っていたのですね。

 

今では誰でも自由に紅葉を見に行くことができますが、昔の貴族たちは紅葉を見るのにも一苦労していたのです。

 

ところで、反対に「お花見を″お花狩り″と呼ぶことはあるのだろうか」と思いませんか。

 

実は、平安時代にはお花見のことを、「桜狩り」と呼んでいました。

 

新古今和歌集の中には、次のような歌が一首残されています。

 

「またや見ん 交野のみ野の桜狩 花の落ちる 春のあけぼの(いつかまた見ることはあるのだろうか。交野の御野で行った桜狩りで、花が雪のように散る春の曙の風景を)」

 

このように当時の和歌の中に「桜狩」という一首が含まれていたのですね。

 

今の大阪府、枚方市・交野市のあたりには、「交野が原」と呼ばれる場所があり、平安時代には鷹狩・桜狩りの地として親しまれていたのです。

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【まとめ】

秋になると何気なく紅葉狩りに出かけるものですが、その由来を知れば、紅葉狩りもより一層楽しいものになるのではないでしょうか。

 

平安貴族は風流で贅沢な暮らしをしていると思いきや、実は紅葉狩りに行くのにも一苦労していたことを考えると、私たちの方が贅沢なのかもしれませんね

 

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また、記事のこの部分がよく分からなかった、ここが意外だったなどのご感想があれば、どうぞお気軽にコメントください。

 

皆さんからのコメントをもとに、新しい発見のある記事を執筆してまいります。

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